ヤニカスおじさんの生態

ヤニカスの汚いおじさんが与太話を書きます。

タバコという霞を食べて生きているので、ある意味私は仙人。

 今週のお題は「習慣にしたいこと・していること」だそうです。

 とりあえず私がこの間まで実践していたものを紹介しましょう。

 

『身体に悪いアブラで、体内の悪い脂を倒す』
 

 これは日本健康学会とかの学術誌に掲載可能なレベルで素晴らしいと思われる、私の考案したパーフェクトな理論です。
 二郎系・家系・背脂チャッチャ系みたいなドギツイ脂は、私の様なわがままボディの人間にとっては命の燃料ですし、ニンニクと脂が組み合わさったら美味しいなんて事はイタリア料理とかが証明してますからね。
 まあ実践した結果、公共機関から『デブ痩せろ』という書面を頂戴してしまいましたけれど。
 こちとら気分良く太ってただけなのに何と辛辣なのだろうと憤慨していましたが、くやしいけれど痩せた方がいいのは多分事実。
 食事制限とかも考えたのですが、ウサギさんでもないのに葉っぱばっかり食べてられないですからね。
 となると、やはり運動して代謝をあげるしかありません。

 

 最初はランニングとかを考えたんですが、喫煙歴が既に四半世紀を越えている生粋のヤニカスである私。
 走り始めて5分もしないうちに肺が悲鳴をあげる未来しか見えません。
 毎日タバコを吸って肺を鍛えてるはずなのに不思議ですよね。
 
 次に考えついたのはトレーニングジム。
 ……ですが何か怖いんですよね。
 そういう場所にはもれなく筋肉モリモリマッチョマンなトレーナーが居るんでしょう?
 お手本と言いながら腹筋マシーンで獲れたてのエビみたいなぴちぴちした動きでガッコンガッコン腹筋して汗だくになった後、ニッコリ微笑みかけながら『さあ、やってみろ』とか言うんですよね?
 そしてブザマな動きで腹筋運動をしている私に対してこう言うんです。
『そんなオガクズの中で死んだ目をしてるエビみたいな腹筋じゃダメだ! 旬のクルマエビのような腹筋を出来るようになれ!』
 ……やだ怖い。私、エビにされちゃう。
 まあ、これは私が学生時代に指導を受けた体育教官の話ですから令和現在には存在しないんでしょうけど、万が一にも居たら嫌じゃないですか。
 
 となるとプールでスイミングとかでしょうか?
 家から割と近くに区のプールがありますし、今は見る影もないくらい小太りの汚いおじさんな私ですけど、若い頃は水泳やってたんですよ。
 学校の近くに当時としては珍しい温水プールがあったので水泳部があったんです。
 でも現在みたいなスポーツ科学に基づいたトレーニングとか存在してなかった時代でしたからね。
『体力の限界まで泳げば、身体は自然に一番少ない力で進む泳ぎ方になる』
 とかいうスポーツ根性論の元、フォームとかどうでもいいからとにかく泳げと50mプールをぐるぐるとマグロみたいに泳がされていました。
 平日は5km、合宿では毎日10km走って20km泳ぐ生活を一週間とかやっていた訳です。
 さすがに今同じ事をやれと言われたら2日目で死んだ熱帯魚よろしく水面にプカプカするでしょうけど、週に1kmくらいなら何とかなりそうな気がします。
 
 と言う訳で仕事も多少落ち着くであろう4月をメドに、週1で水泳を習慣にしようかと思っています。
 運動を続けていれば代謝も上がるでしょうから今より食べてもOKだと思えば頑張れそう。
 やってたら何かあるでしょうから話の種にもなりますしね。
 とりあえずアマゾンで水着をポチる所から始めてみます。

 という訳で水泳を習慣にしたいなぁ、というお話でした。
 
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 追伸:来週には喫茶店紹介の続きを投稿出来ると思います。